ユーロ円(EUR/JPY)

ユーロ圏の統一通貨であるユーロと、日本円の通貨ペアがユーロ円です。

ドル円、ユーロドルに次いで取引量の多い通貨ペアとして知られています。
ユーロという通貨の流通量や重要度が増すにしたがって、クロス円というペアでありながらユーロ円は 直接取引されることも多くなってきています。

直接取引とは、実際にインターバンク市場でユーロと円が直接やり取りされているという意味です。
本来クロス円ペアとは間に米ドルを介在させて取引を成立するものなのですが、ユーロの流動性が向上しているので、直接のやり取りが可能になってきたというわけです。

ユーロ圏の経済状態から値動きに強い影響を受けるのは当然のことで、ユーロ圏の中央銀行に相当するECBの声明や指標発表などについてはいつも注目が集まります。
ここでの発言内容がユーロドル相場に影響を与え、それがユーロ円にも波及するという構図がよく見られます。

ユーロ圏にはたくさんのヨーロッパ諸国が含まれていますが、その中でもドイツとフランスは経済力が群を抜いているので、必然的にこの両国(特にドイツ)の経済事情がユーロ円の相場にも影響を与えます。

かつては高金利政策をとっていたこともありましたが、現在ではそれほど高くはないので、ユーロ円のスワップポイントはそれほど高くありません。
アメリカが日本とほぼ同じ低金利政策をとっているのでドル円ほど低いというわけではありませんが、ユーロ円のスワップは買いで10円~13円ほどなので、スワップ狙いでポジションを建てるという魅力はあまりありません。