ポンド円(GBP/JPY)

かつて世界の基軸通貨として君臨していたイギリスの通貨ポンドと、日本円のペアです。

本で欧米ではポンドのことをスターリングと呼ぶことが多いのですが、日はポンドと呼ばれることが多いので、「ポンド円」と呼ばれているペアです。

ポンド円の特徴を一言で言ってしまうと、値動きの荒さです。
現在でこそ130円台付近を推移していますが、 かつて円安が進んでいた時には250円にまで達していました。その当時、イギリスで売られていたタバコが1箱4ポンドだったので、日本円に換算すると1箱千円にもなるということが話題になっていたものです。
今の水準でも4ポンドなら520円くらいなので高いと言えば高いのですが。

EUに加盟していながら統一通貨ユーロには参加せず、自国の通貨を使い続けているところにイギリス人のプライドを感じますが、ユーロに参加しなかったことでユーロと比べると流通量が大幅に少なくなり、その結果として値動きが荒くなります。

これは対円だけでなく対ドルでも同じイメージが持たれているので、ポンド円と同様ポンドドルというのは値動きの荒い通貨ペアとして一度の取引で多くの利益を狙う投資家から人気を集めています。

ところで、イギリスというのは経済的な規模で見るとそれほど上位にはありませんが、金融市場がとても発達している国なので、ヨーロッパの金融センターとして高い機能を維持しています。
その証拠に、日本時間の夕方からヨーロッパ組が参戦してくる時間帯のことを「ヨーロッパ時間」とは言わずに 「ロンドン時間」と表現します。

決して経済規模とは比例せず、高い流動性と信用力によって、ポンド円はFX市場でも取引されています。
要するに、他にも値動きの荒い通貨ペアはいくらでもありますが、ポンド円とは意味が違うということです。