取引に必要な資金(証拠金)を計算してみよう

最低取引単位というのは、最低何通貨「買えば」(売れば)取引ができるか、という単位のことです。
多くのFX業者では、1万通貨単位で設定していることが多いので、その場合は最低取引単位が1万通貨ということになります。
1万米ドルであればレートが80円の時なら、資金は80万円が必要になります。

しかし、FXの場合はレバレッジがありますので、ここからさらに必要な資金を小さくすることができます。
レバレッジ2倍であれば40万円、
5倍であれば16万円、
10倍であれば8万円、
20倍であれば4万円となります。

計算式は次のようになります。

必要な投資額(証拠金)=レート × 最低取引単位 ÷ レバレッジ倍率

もう一度当てはめてみます。
ドル円レート:1ドル100円…もちろんユーロ円でもなんでもOKです。
通貨単位:10,000通貨
レバレッジ倍率:10倍
ならば、
 100円×10,000通貨÷レバレッジ10=100,000円
となります。

レバレッジ倍率:20倍
ならば、
 100円×10,000通貨÷レバレッジ20=50,000円

レバレッジ倍率:25倍
ならば、
 100円×10,000通貨÷レバレッジ25=40,000円

となります。

FXは“小額からの取引がOK”とよく書かれているのを見かけますが、
それはレバレッジをきかせることによって最低必要な証拠金を小さくすることができるからです。

もちろん、最低取引単位が1万通貨であってもそれ以上の数量で取引することは可能です。
10万ドル、100万ドルという取引をしているトレーダーもたくさんいるので、資金が大きい人がレバレッジをきかせると、莫大な金額を運用していることになります。

ちなみに最低取引単位のことを「枚」や「lot(ロット)」と表現することもあり、「米ドル10の取引」「米ドル10lotの取引」と言えば10万通貨、「100」「100lot」と言えば100万通貨を表すことになります。

また、最低取引単位が1000通貨の通貨ペアで1枚(1lot)と言えば千通貨を、10枚(10lot)といえば1万通貨を表すことになります。

株式にも最低売買単位がそれぞれの会社で定められています。
例えば千株単位で売買されている会社の場合、それを下回る売買単位と金額では、投資そのものができません。
仮に株価が1000円の会社の株を最低単位である千株買おうと思ったら、100万円の資金が最低でも必要になるということになります。

信用取引といって手持ちの資金よりも大きな取引ができる方法が有りますが、手数料などさまざまな制約があります。

FXはレバレッジを効かせることで、数万円の手持ち資金でも100万円分の米ドルやそれ以上の取引が可能となります。