FXと先物取引に共通するリスクに備えた準備

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FXと先物取引に共通するリスクに備えた準備

先物取引もFXも売りから入れる

空売りという専門用語が有ります。
皆様が商売を考えた時、基本的には「安く買って高く売る」という考え方だと思います。

例えば小麦を1つ30円で購買したとします。
それが50円で売れれば20円の利益になります。これが商売の基本です。
ちなみに、この小麦の値段はかなり極端な例です。

商売や物販などを考えると、仕入れ価格は低く、売る時には高く売る、という考えが基本になるものです。
先物取引でも、それは基本です。
安い価格で「金」などを買って、高くなったら売るというのが分かりやすいと思います。

ところが、それと反対のことができるのです。
つまり「高い段階で売って安くなったら買う」というシステムです。

先の小麦の例では、インターネットでの取引画面で50円の時点で売り注文をします。
そして30円に下がったら小麦を買うと20円分の利益が出るのです。
これが空売りです。

手元に小麦が何も無いのに、どうして50円で売る事ができるのか不思議に思うかもしれません。
ここではその説明は省略しますが、つまり「安く買って高く売る」の逆の事ができるシステムが先物取引には備わっているという事になります。

ちなみにFXでも同様の事はできます。高い段階で米ドルを売って、安くなったら米ドルを買うと利益になるのです。
これをショートという言い方をする事も有ります。
このように、先物取引とFXでは「売りから入れる」という点で共通点が存在しているという訳です。

ロスカットの重要性

先物取引で一番恐ろしいのは、元金以上の損失が発生する事です。
例えば、今後ガソリンの価格が上昇していくと予想をし、10万円を先物取引の業者に預けて、ガソリンを買ったとします。

ところが、予想に反してガクッと下がってしまい、30万円の損失が発生してしまいました。
では、その30万円はどうなるのでしょうか。
あなたは、先物取引の業者から払って下さいと言われてしまいます。
つまり口座に30万円を預けなさいと言われ、投資額以上の大損(借金)をする可能性があるのです。

これが先物取引の怖いところです。
10万円の元手に対して、元手以上の損失が発生する事は先物取引では有るものなのです。

ではFXはどうなのでしょうか。FXでは、10万円の損が30万円に膨れ上がる前に強制的に売られます。
例えば9万円の損失になってしまった時には、FX業者の方であなたの外貨を強制的に売ってしまいます。

こうすれば、30万円の損失が発生しないからです。ロスカットと呼ばれるシステムです。
「強制的に」売ってしまうと言うと言葉は悪いですが、メリットの大きいシステムと言えます。
損失が10万円以上になる前の段階で決済し、損失が拡大するのを防いでくれるからです。その方が結果としては財産を守る事になる訳です。
損失が拡大する前にさっさと決済してしまうべきですが、見方を変えれば、それをFXの業者は我々に教えてくれているとも言えます。

何らかの「ショック」は先物にもFXにも大事件!

オイルショックはご存知でしょうか?テレビまたは学校の歴史や社会科の授業などで聞いたことはあるでしょう。
簡単に言うと、原油価格が急上昇したのです。
そのため、多くの人々は焦りました。マスメディアが大きくそのニュースを取り上げたので世間は大騒ぎです。

お店からトイレットペーパーの買い占めという騒ぎまで発生しました。
ちなみにトイレットペーパーは直接原油とは関係ありません。
もっとも、自動車などを用いている人にとっては死活問題だったろうと察します。現に、ある車の生産中止なども発生しました。

投資は日頃からリスクに
備えた準備が
必要ね…

ところで、原油といえば先物取引です。
先物取引では、原油で売買をする事も可能なのです。
という事は、オイルショック直前に先物取引で原油を買っていた人は一気に大儲けができていたという訳です。
逆に空売りをしていた人は、大変な目にあっていた事でしょう。

それではFXではどうなのでしょうか。
FXでオイルショックに相当するものは、最近ではリーマンショックですね。もっと昔の出来事ならばプラザ合意などもその一つです。

つまり、FXも先物取引も何らかの「ショック」が発生すれば重大事件となるのです。
逆に言うと、その事件に上手く便乗できれば大きな利益を上げる事も可能、というメリットも有ります。

ただし、ご存知のようにリーマンショックで大損をしてしまった人が大勢いらっしゃいます。
ショックというのは確かに大チャンスでもありますがその反面、大損が発生するリスクが有る事だけは忘れないようにしたいものですね。

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