FXにも通用する株式の専門用語

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FXにも通用する株式の専門用語

出合い注文は株独特でFXには見られないシステム


株の専門用語の一つに「出合い注文」というものが有ります。
これを理解する前に、まず指値を理解して頂く必要が有ります。

例えばある株券の値段が一万円だとします。ですが1万円の時にその株券を買うのは割高感があるので、9950円にまで下がったら買おうと思ったとします。
サラリーマンなどは会社で勤務中は、9950円のタイミングで株券を買えない事が有ります。
そのため、株価が9950円になったら「自動的に」買うような注文が出せるのです。

ところが日によっては9970円台で下落が踏みとどまるなど、指値に届かない事が有ります。そういう場合は、翌日もう一回指値を設定しなければなりません。

出合い注文は、日時を指定する事ができ、その日時までは何日でも指値の注文がなされます。
4月17日に発注した指値に届かなくても、出合い注文で4月19日までと設定しておけば、その期間中は自動的に指値注文を出すことができます。

上記の「翌日もう一回指値を設定」し直すというのはFXでは見られません。
FXの場合は、指値の初期設定が「無期限」と設定されている場合も多いからです。
逆に、その設定を「本日中」や「1時間以内」などと期限を自由に設定する事も可能です。

今までFXをずっとやっていて株に乗り換えると、違和感感じるシステムかもしれませんね。

先物取引の薄商いとFXのトレンドレス

先物取引でも使われる「薄商い」という専門用語が有ります。

商いというのは、簡単に言うと売買の事です。貴金属の金を買うのも商いですし、金の空売りをするのも売買です。
そして、たまにその売買の量が非常に少ない事が有るのです。そうなると、金の価格はあまり動かなくなります。
それは物の移動の理屈をイメージすればお分かり頂けるかと思います。

誰かが金を買うと市場に出回っている金の量が減ります。という事は、市場に出回っている金の量は「貴重」という事になります。
すると、金の価格は上がります。逆の事をすれば、当然金の価格は下がります。

このように、物の価格が動くというのは何か売買が行われた事が原因です。薄商いとは、この売買が少ない事です。少ないという事は当然金の価格は動きづらくなります。

ところで、それはFXではどうなのでしょうか。FXでも同様です。

外貨の売買が薄商いですと、当然値動きが少なくなります。ちなみにFXの場合は、それはトレンドレスという表現をされる事があります。
トレンドというのは、上昇か下降かどちらかの方向に価格が動いているという事です。トレンド「レス」とは、それが無いという事です。つまり、値段が動いていないのです。

FXの場合は、13時や14時などはトレンドレスの傾向が強いものです。

基本、薄商いやトレンドレスの時には売買はしないのがベターですね。むしろ、しっかりと休憩をして英気を養う方が重要と思います。

アク抜け銘柄のような事態は株でもFXでも発生する

「アク抜け銘柄」という用語が有ります。簡単に言うと、ネガティブな材料が色々出てネタ切れになると株価が上昇するような銘柄の事です。

例えば、どこかの会社が個人情報を漏洩したという報道がなされれば株価は下がるものです。ところがそういう報道がされても、株価が下がらない銘柄も中には有るのです。その後に誰かが何か不祥事を起こしたり等の色々なネガティブな報道がなされても、株価が下がりません。

そういうネガティブな報道が一通り出て、もはやネガティブな材料はネタ切れという状況になると株価が上がり出します。
その銘柄の事をアク抜け銘柄と呼びます。

ところでFXではどうなのでしょうか。そもそもFXにはアク抜け銘柄という用語自体が有りません。

ですが、上記の流れと同じような事例は発生しています。しかも特定の外貨だけでなく、ほぼ全ての外貨に対してそのような流れが発生したのです。

いくら経済指標でネガティブな数字が発表されても、外貨の価格が下がらなかったのです。そして悪材料が出尽くした辺りで、外貨の価格が上がり始めてきたのです。

このように、株には有ってもFXには無い専門用語も有ります。ですが、両者とも似たような事態が起きるケースは意外と多く見られるという訳です。

相場のことを相場に聞くのはFXにも応用可能

株の格言の一つに、「相場のことは相場に聞け」というものが有ります。簡単に言うと、疑問点は相場に聞きましょうという概念です。

例えば、なかなか株の売買の成績が良くありません。ある程度株取引の経験も積みましたが、今ひとつ稼げていないとします。そして、誰かにアドバイスを求めるものです。

ところが、こういう時には誰かにアドバイスを求めるのではなく「あくまでも株価だけを注視するべき」という考え方が有ります。そして株価の値動きと、今までの取引履歴をその相場の値動きと照合するのです。

過去の取引を分析
して次に繋げる勉強
をしなくちゃね…

そして反省をすると、今まで見えて来なかった点が幾つも発見できるものなのです。いかに今まで自分が無茶な事をしていたかが色々と見えてくるものなのです。

まずは履歴を見ましょう。人間の記憶というものは、意外とあいまいなものです。履歴を客観的に見ると、だいぶ今までの欠点が見えてくるものなのです。

そして、この方法はFXにも応用できます。FXの場合は、取引画面で売買履歴を確認できます。その履歴を過去のチャートと照合すると、過去にやっていた方法の無茶な点が幾つも見えてくるものです。

この繰り返しで試行錯誤を重ねます。その方が何かの教材などを買うよりもずっと効果が高いというのが「相場のことは相場に聞け」という格言の本来の意味かと思われます。

過去の古傷を掘り返すのは心理的に大変な作業ですが、冷静な頭で反省をする事は非常に大きな宝物になってくれるからです。

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