リスク高い通貨の取引

スワップ狙いで人気の「南アフリカランド」

南アフリカの通貨というとあまりなじみがないかもしれません。
もちろんほかのアメリカやオーストラリア、ヨーロッパといったメジャーな通貨と比べてしまうと当然といえるかもしれませんが。
ただ南アフリカというと意外な産物があるのです。
もともとダイアモンドの発掘が有名な土地でもありますし、ウランや貴金属といった鉱物資源の多い土地柄でもあります。
ただ石油の算出はない土地でもあります。
その故に石油による価格変動による下落等はありませんが、鉱物資源等の問題によって変動が起こる可能性があります。

また2010年年末から中東での混乱および内戦がありましたが、エジプトでの混乱が起こった際に大幅な下落が起こっています。アフリカ圏はいまだに内戦が起こっていますし、それによる石油やレアメタル資源の不足が起こるならそれを元に下落が起こります。

基本的に資源国ということもあって高金利が特徴の通貨でもありますが、地政学リスクによる下落が多いため皆買いよりも短期間の下落見越して売りに動くことが多いのです。
確かにそもそも南アフリカランド自体大きな動きのある通貨ではありません。
証拠金も非常に少なくて済む通貨でもありますので、実際に売買する場合は買いですすめて、下落したときはナンピンして戻りをとっていくほうがよいのではないでしょうか。
ただ大きく利益を出すことが難しい通貨でもあるので、スワップポイント狙いなどのように、少ない動きでこつこつ利益を上げていくというやり方になるかと思います。

リスク高い通貨ですが「トルコリラ」という選択肢もある

トルコリラは扱っているFX会社はまだ多くありませんが高金利な通貨として知られています。

といいますのも、歴史的に見ても、トルコはインフレになりやすい傾向が強く、2001年でも年利80%という今では考えられないような金利が発生していました(ちなみに最大で6000%を越えた時期すらあります)。

また2005年にはデノミ(いわゆる通貨単位の切り上げ、このとき100万トルコリラを1トルコリラまで切り上げた)を行い一気にインフレを安定させました。その後サブプライムローン問題やリーマンショックといった通貨危機等で通貨価値が下がり、政策金利は15%ほどになりました。

もっとも今の状態でも南アフリカランドとほぼ同じぐらいの高い政策金利なので現在でも高金利といえますし、あまりよい状況とはいえないといえます。
そのような経緯もありまして、基本的に海外ですらハイレバレッジでのトレードが難しくなっています。

その理由はもちろん今後インフレが再発する可能性があり、非常にリスクが大きいということです。
確かに上昇したのに(もちろんその異常さはわかるとは思いますが)何百万の1にされてしまうことだってありうるのですから。

確かに高い金利(80%となるとスイングで運用するだけでとんでもない額になりますね)が消えてしまったのは魅力減ですが、しばらくの間安定してトレードできることに関してはとてもありがたいことではないでしょうか。