ギャンブルにも資産運用にもなるFX

使いようによっては、ギャンブル性高し!

FXは外為相場が自分の予測通りに動くかどうかという投資なので、ある意味では「丁半ばくち」 に近いものであるという考え方があります。
こうした考え方が間違いなのかというと、あながちそうとも言えないでしょう。
例えば、ドル円が85円で推移しているとして、これがどっちに動くかというヤマ勘だけでポジションを建てれば、 必ず上か下かどちらかにしか相場は動かないのですから、まさに2分の1の「丁半ばくち」とそっくりのギャンブルとなります。 実際、FXをそういったギャンブルとして捉えている人も少なくないかも知れません。

しかし、ギャンブルというのは「胴元しか儲からない」というのが古くから言い伝えられている格言(?)です。
FXにおける胴元というのはFX取引業者ということになりますから、 結局ギャンブルをしている人というのは業者だけを儲けさせているという図式から逃れることはできません。

あるFXギャンブラーに聞いた話によると、競馬やパチンコなどのように当たる確率が低いギャンブルと比べると、 どんなに確率が低くても50%も的中確率があるFXというのはギャンブルとしてとても魅力的だということでした。
こういった意見も間違いではないと思いますが、やはり投資とギャンブルを混同するというのは危険極まりないことです。

現役世代の人が余ったお金でギャンブルを楽しむのなら構いませんが、老後のために貯めた貴重な虎の子の資金を そんなギャンブルにさらすわけにはいかないので、やはりFXをギャンブルとして捉えるのはおすすめできません。

FXをギャンブルとして捉えている人というのは、結局外為相場がどんなものなのかということについて勉強をしていないだけで、 単に目の前で動いている数字のゲームをしているに過ぎないと言っても良いでしょう。

FXをギャンブルにしないために

FXをギャンブルではなく、安全性の高い投資にするにはどうすれば良いのでしょうか。
こういった疑問を持っている方は多いのですが、ここで先に申し上げておきたいことは、 そもそもFX自体がギャンブルではなく投資を前提としたものであるという点。

ちゃんとやれば安全性の高い投資なのに、それをギャンブルに仕立ててしまっている部分があるのは残念なことです。

では、「ちゃんとやる」とはどういうことなのでしょうか。

投資である以上、FXが深く関わっている外国為替市場というものをしっかりと理解しておかなくてはなりません。 これは当たり前のことですが、外国為替市場というのはFXトレードをするために設けられたマーケットではありません。 あくまでも世界各国の通貨を両替するための市場なのです。

外国の通貨を売買する人たちというのは、どういう需要を持っているのかという点を考慮すると、 それらの人たちが起こす行動によって受ける相場の影響を推測することができますし、 そういった動きを見越した上でトレードをしている投機筋の動きも察知することができます。

未来を予知できる人間はいませんが、外国為替相場については未来に起こることの中ですでに分かっていることも多いので、 そういったことをしっかりと踏まえた上でチャートを分析していけば、 自ずとだいたいの動きを知ることはできるようになります

もちろん、そういった予測から外れた動きというものも市場では日常茶飯事です。 そういった予想外の動きが起きた時にどうするかという戦略を立てておくことでリスク管理をすれば、 FXというのは決してギャンブルではないのです。
外為市場をいかによく知っておいて、そしてリスク管理ができているか。

この点において、FXがギャンブルなのか投資なのかが分かれる大きなポイントではないかと思います。