少ない資金で大きく儲ける仕組み「レバレッジ」


本来、外貨を売買するにはその外貨金額に見合うだけのお金を用意しなければなりませんが、
FXはレバレッジという仕組みのおかげで、少ない資金で多額の資金を運用できるという特徴があります。
このレバレッジこそがFX最大の特徴であると言っても良いでしょう。

さて、ネット上などを見ていると「FXで一攫千金をした」という話をよく見かけます。
これらの話が本当なのかという真偽はともかくとして、FXにはお金儲けのチャンスがゴロゴロと転がっているのは事実です。

レバレッジと証拠金の関係を、以下に分かりやすく解説します。

証拠金・レバレッジ・利益の関係

例えば、FXで米ドルを1万ドル購入したとします。
1ドル=80円、レバレッジ10倍で買うとして、

80円×1万ドル=80万円 ⇒ 80万円/10(レバレッジ)=8万円(証拠金)

8万円の証拠金で、1万ドルの「買いポジション」を建てることができます。そして数日後1ドル=85円になったとします。
この時点で利益は、

85円×1万ドル=85万円 - 購入金額80万円 = 5万円
5万円の利益になりました。
1ドル80円で買った「1万ドル」が、1ドル85円になったのですから、それを日本円に戻すと85万円になります。

始めの証拠金8万円に5万円の利益で、資金は13万円に増えました。

たった8万円の投資を数日しただけで5万円の利益というのは、悪い話ではありません。
これがFXで儲ける仕組みです。
もっと儲けを生みたければ、5万ドル、10万ドルと購入数量を増やせば良いわけです。

先の状況でレバレッジ20倍で1万ドルを購入している場合だったなら、
【購入時】80円×1万ドル=80万円 ⇒ 80万円/20(レバレッジ)=4万円(証拠金)
【決済時】85円×1万ドル=85万円 - 購入金額80万円 = 5万円(利益)
証拠金4万円を上回る、5万円の利益となっています。
もっともっと儲けを生みたければ、レバレッジを高くして少ない証拠金で、5万ドル、10万ドルと購入数量を増やせば良いわけです。

本来であれば1万ドルを購入するのに80万円が必要でしたが、レバレッジをかけることによって8万円の証拠金で済む、というところがFXの味噌であります。

損失の場合はどうなるのか?

逆に、思惑と反対の方向に相場が進んでしまったとしたらどうでしょうか。

1ドル80円、レバレッジ10倍で建てた買いポジションが、米ドルが下落して75円になったとします。
【購入時】80円×1万ドル=80万円⇒80万円/10=8万円(証拠金)
【決済時】75万円 - 購入金額80万円 = -5万円(損失)

今度は5万円の損失です。
始めの証拠金8万円から5万円の損失で、資金は3万円になってしまいました。

この状況でレバレッジ20倍で1万ドルを購入している場合だったなら、
【購入時】80円×1万ドル=80万円 ⇒ 80万円/20(レバレッジ)=4万円(証拠金)
【決済時】75円×1万ドル=75万円 - 購入金額80万円 = -5万円(損失)

レバレッジ10で
1万通貨なら必要な
資金はと…

始めの証拠金4万円から5万円の損失で、資金は-1万円になってしまいました。計算上は投資資金以上のマイナスに…。

レバレッジを高くすると、損失スピードも速くなります。レバレッジを高く設定するほど、ハイリスク・ハイリターンの取引となることがわかります。

通常はロスカットという損失拡大を防ぐ仕組みがあるため、投資額以上にマイナスにならないようになっています

しかしながら、重要な経済指標発表で相場急変した時や、ポジションを持ったまま土日をまたいで、週明け取引開始直後に大きく相場が動いた場合、ロスカットが期待通りに実行出来なかったなど、投資額以上のマイナスになる可能性がゼロではありません。