毎日もらえる「スワップポイント」の魅力

スワップポイントとは?

FXの売買画面を見ていると、必ずそれぞれの通貨ペアのところにスワップという表示があって、 そこにそれぞれの数値が表示されています。これはいったい何なのでしょうか。
おそらく多くの方は、それがスワップであることをご存知だと思います。 しかし、スワップというものがなぜあるのか、どうやって数値が決められているのかを完全に説明できる人は、 意外に少ないのかも知れません。

世界各国の通貨というのは、それぞれの国の経済事情が強く反映されています。
もちろん日本も同様で、日本は長らくゼロ金利政策がとられているので、 銀行預金は限りなくゼロに近い状態が長期間続いています。 これに対し、現在の世界を見渡してみると金利が高い国もたくさんあります。

金利が高いというのはどういうことかと言いますと、金融引き締め政策がとられていることを意味します。 金利が上昇すれば市中のお金は銀行などに集まりやすくなり、カネあまりという現象を抑制することができます。
カネあまりを抑制すると、投機などに流れる資金が減るので、景気が過熱するのを防ぐ効果があります。

現在、FXで取引できる通貨の中で最も高金利ということで知られているのが豪ドルです。
その次に、NZドル。 いずれも南半球のオセアニア地域にある国々ですが、これらの国は好景気に沸いており、 その結果として金利が上昇傾向にあります。
日本円のゼロ金利と、高金利の豪ドルを取引するとなると、その金利差はかなり大きなものになります。 それを調整するために受け渡しされるのが、スワップです。
2011年3月現在、豪ドルのスワップは100近くありますので、1万豪ドルの買いポジションを保有していると 毎日100円近くの金利収入があります。 現在でこそこのようなスワップとなっていますが、かつて日本円もバブルの頃は高金利通貨でした。 その頃にFXはありませんでしたが、もし取引できていたとすると、 日本円買いのポジション(ショート)を保有していたほうが高いスワップが得られていたはずです。

スワップ収入を目的とした利殖は可能か

豪ドルなNZドルなど、高金利通貨の買いポジションというのは毎日のスワップ収入が魅力的なので、 それを外貨預金のように活用しようと思う人が出てきます。 外貨預金は満期時にしか金利が入りませんが、FXなら毎日少しずつスワップが入り続けるので、 運用をしているという実感を得やすいという魅力もあります。

積極的な売買はせず、ひたすらスワップだけを毎日受け取り続けるという取引は成立するのか?
というのは、FXをやっている人にとって大きなテーマです。今後も現在のスワップポイントが続くのであれば、 毎日せっせとチャート分析をして売買をしなくても、放っておくだけでスワップが入り続けるのでとても楽です。

それでは、このスワップ収入だけを当てにしたFX投資というのは成立するのでしょうか。
投資効率や安全性などの観点から考えてみたいと思います。
投資効率という意味では、レバレッジをかけることで高い利率になるので、とても魅力的です。 100万円を運用するとして、それをレバレッジ5倍で豪ドルを購入したとすると、6万豪ドルほど買うことができます。 ここから毎日100円のスワップ収入が入るとしたら、毎日600円です。 これが365日続くとなると、年間のスワップ収入は21万9000円になります。

金利が毎日貰えるて
外貨預金よりも
魅力的ね…

利率にして20%を超えているので、この魅力はかなり大きいと思います。

それでは、1年間買いポジションを放置しておくことの安全性についてはどうでしょうか。
豪ドルというのは比較的値動きが荒いことで知られる通貨なので、 20%程度の価格変動は覚悟しておかなくてはなりません。 80円だった豪ドルが1年後に64円になっている可能性もゼロではありません。 その時にロスカットにならないだけの資金を入れておくか、レバレッジを5倍程度に抑えることで安全性は確保できます。
問題は、今後も豪ドルのスワップが現在の水準で続くかという点です。
これだけは100%ではありませんが、オーストラリアに大きな経済的変化が無い限り、 まだまだこの状態が続くものと考えられます。
実際豪ドルのスワップが100円近くになっている状況は5年以上続いているので、 その期間にずっとスワップ投資をしていた人は充分に安定的な収入を得ていたものと思われます。
参照:スワップポイントで稼ぐ具体的な方法と注意点